2022/9/15(水) URTSのメンバー4名で藤田医科大学病院の見学をさせて頂きました。
今回の病院見学は、藤田医科大学病院の井田義宏先生から病院見学の機会を頂き実現しました。
また、藤田医科大学の広報の方々にも取材、写真撮影にご協力頂き、URTSの活動を広げていく有難い機会となりました。
病院見学の様子
見学の最初は、藤田医科大学病院に関する情報をスライドを用いて井田先生からご紹介して頂きました。
藤田医科大学病院の施設内の仕組み(装置、放射線技師の人数、建物の構造など)や藤田医科大学病院の関連病院の説明を聞き、みんな興味津々にメモを取っていました。
その後は、実際に病院内を案内して頂きました。
最初は、写真撮影からスタート!コロナ禍という事もあり、写真撮影の時だけマスクを外して、写真を撮っていただきました!
藤田医科大学病院は、放射線専用の棟として設計されており、各フロアごとに異なる検査・治療が行われています。
各フロアは、それぞれ全く異なる構造、配置になっており各検査に対応した設計になっています。
各フロアごとに井田先生から説明を受けながら、見学させて頂きました。
実際に井田先生から説明を受けている様子です。
検査室の中まで入れて頂き、装置の説明だけではなく、検査室の構造の意味や細かい工夫の数々を説明して頂き学校では決して学ぶことの出来ない貴重な経験をする事が出来ました。
藤田医科大学病院では、検査を円滑に回していくために、検査を管理し適切な検査室に割り振りをしていくためのマネジメントをするポジションが設けられており、働く現場の方々だけではなく患者さんにとっても良い仕組みだと感じました。
病院内のいたる所に、医療従事者や患者さんに配慮された工夫がありました。
医療従事者にとっては、室内が見やすくなる様に操作室内の壁が黒い壁になっていたり、MRI対応の表示が誰が見ても分かる様に分かりやすくなっていました。
患者さんにとっては、仰向けの状態で眩しくないように照明が真ん中ではなく、端の方に配置されていました。
様々な所に、細かい配慮が伝わる設計となっており、とても魅力的な施設だと感じました。
また、藤田医科大学病院は、大学と病院間が密接な関係性であり、臨床研究や大学院での研究が盛んに行われています。
そのため、社会人大学院生として、働きながら学位を取得することが出来ます。
さらに、藤田医科大学病院をはじめいくつかの関連病院があり、最前線で研究を行いたい、育児により働きやすい環境に移動したい等、様々な働き方に応じて働くことが出来るため幅広く活躍する事が可能です。
・藤田医科大学七栗記念病院
・藤田医科大学中部国際空港診療所
・藤田医科大学岡崎医療センター
病院見学に参加した学生の感想
病院見学を終えてみての感想を学生に頂きました。
病院見学で個人的にその病院の最も良かったと思う所
放射線科の全てのモダリティがあったこと
また、大学があるため、病院と大学のつながりが強いこと
大学病院と大学の関係が深いところ
検査のマネジメントをするポジションが設けられていたこと
病院見学を終えてみての感想
見学をして、とても大きな病院だと感じました。また、全てのモダリティがあることと、福利厚生が充実していることが強いと感じました。
実習とはまた違った視点で医療従事者や患者さんの安全、患者さんの気持ちに配慮した施設の設計を知ることができてとても勉強になった。
日本でもトップクラスの施設の見学が出来、装置だけではなく医療従事者が働きやすい環境や散りばめられた細かい工夫に感動し、とても良い機会になりました。
改めて、この度は病院見学の機会を与えて頂きありがとうございました。
学生団体URTSにとって、今後の活動の幅を広げていく大きな一歩となりました。
今後とも、学生と診療放射線技師として働く方々とを繋ぐ活動の1つとして病院見学も継続していきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。